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2012年8月25日 (土)

初ファミリーキャンプレポ(後半)

焚火台の炭火が小さくなり燃え尽きる頃、ナツは車の下で寝ると決めたらしく出てこない。ちょっと覗いて「オヤスミ」と言った。黒い犬なので、暗闇では白目の部分しか見えない。ちょっと怯えているような、心細いような目で車の下からチラッと見上げていました。

僕もテントに潜り込む。きっと、まだ夜8時台だろう。早寝早起きするんだよキャンプは。
外はかなり寒くなってきているけど、テントの中は温かく感じる。きっと・・・と思い、テントの外幕の内側に触れると、やっぱり結露が付き始めている。少し心配になったが、インナーテントやインナーマットはサラサラと乾いているので、全然、不快ではない。まあ明日、陽が昇ったら乾くだろう。

軽く片付けをしてシュラフに入ったのだけど、妻が眠れないようで起きていた。「頭が痛い」というので、肩を揉んであげていると、外の物音が色々と聞こえる。直接見えないだけに余計に気になる。トイレに来る人が多い。大学生ぐらいのグループは大きな声で騒ぎながらトイレの前で話し込んでいる。そのうち、遠くから暴走族の爆音が近づいてきた。道路が近いので迷惑度はハンパない。カンベンしてほしい。そして、トイレに来る人は途切れない。妻の肩を揉みながら「次回はもっと静かなところにしよう。」と思う。

かなりの時間が過ぎて、人の気配もなくなり、テントの中は3人の静かな寝息が聞こえる頃、テントの真横で足音が聞こえた。テントの湖側だ。確か、50cmほどのスペースの向こうは柵があり、湖に落ち込む崖がある。自分の耳を疑った。すると、テントの幕を挟んで1メートル以内で、また足音がした。聴き間違いではない。間違いなく誰かの足音。
心臓の鼓動が激しくなり、戦闘態勢を整える。若者の悪ふざけかと思い、音を立てずに素早くテントの外にでる。すると・・・。


地面にナツのリードが落ちている。ナツがいない!
さっきの足音はナツだ。間違いない。困った事になったと思った。
ナツは群馬県の山中で彷徨っている所を一時保護されていたのを里親として引き取ったという経緯がある。野生の時代があったのだ。以前、逃げてしまった事が2〜3度あったが捕まえるのに一苦労した覚えがある。
こんなところで迷ってしまったらまず戻ってこないだろう。深夜の捕獲作戦決行である。
さっき音がした所にそ〜っと近づき、「ナっちゃん」と小さな声で呼ぶ。「カサカサ」音がする。崖の途中の薮の中にいる。もう一度「ナッちゃん」と声を掛ける。「カサカサ、チャリチャリ。」首輪の金具の音もした。僕の声はナツにも聞こえている。が、小さい声だけど辺りに響く。
まいったなあ、今度は僕が迷惑をかけている(苦笑)
「ナツっ」短く鋭く声を掛けてみる。薮からナツが顔を出した。首輪を掴むタイミングを計りながら間を詰めていく。10分ぐらい掛けてやっと首輪を掴む事が出来た。「ナツ〜(泣)」もう何処へも行かないでおくれ〜。
テントにゲージを持って行き入って頂くが、湖の対岸で花火をしているらしく、怯えてゲージをガリガリするので、車の中にゲージごと運ぶ。このほうが寒くないし、安心だね。怖かったんだね。ゴメンね。そのあと僕もすっかり疲れ果ててしまい、あっという間に眠ってしまったようです。

朝一番で起きたのは僕でした。持ってきたカセットコンロで湯を沸かし、コーヒーを入れる。辺りは明るくなってきているので5時半ぐらいかな?そういえば昨日の夕方から時計を見ていない。時間を気にする必要がないって良いね。
コーヒーをすすりながら湖を眺める。霧が立ちこめているので近くにあるはずの湖面も見えない。
そのうち明るさが増してきたと思ったら、辺りが黄金色になってきた。朝陽だ。
Photo
陽が昇ると霧が湖面を滑るように流れて行き、ブラックバスがあちこちでバイトを始めた。
ロッドは実家に置いてきてしまって無かったので仕方なく、今回はルアーも持ってくるのをやめた。
トップウォーターで攻めたい所(泣)
Photo_4

子供達も起きたようだ。テントの中で「兄ちゃんイモムシ〜」と次男がはしゃいでいる。シュラフに入っている長男が「ゴロゴロ〜ゴロゴロ〜」と付き合っている。
朝食は、ドリップしたコーヒーと、焼そば、ツナコーン、卵焼き、をコッペパンで挟んで食べました。デザートは冷たいマスカット。Photo_2
Photo_3
食事の片付けと共に、あらかたの道具を片付けてしまった。
朝陽に照らされた空気がキラキラと降ってくる。木からも降ってくる。???樹液か?
やべっ、ベッタベタになるぞっ!シールドルーフを掛けておいたおかげで、被害は最小限に抑えられたけど、テントがベタベタする。水で流すようにタオルで拭きました。いつか、雨天の設営があったら、パンツ姿で洗ってあげたいと思う。

気を取り直し、子供達と散歩する。
Photo_5
次男は目を離すと桟橋に行きたがるので危なっかしい。
Photo_7

夏の富士山はこんな感じです。夜には登山客のライトや山小屋の明かりがよく見えます。
Photo_8
撤収はあっという間にできました。風通しが良く、グランドシートもテントも乾燥撤収ができました。
次のキャンプは9月に義父母を連れてデイキャンを予定。そして10月初旬にいつものメンバーでグルキャンを予定。
今回のキャンプの目的は果たしたと思うよ。テント設営&家族共通の趣味が出来たということ。
妻も、「次回はアレをもっていこう。」と乗り気。シメシメだ。
このキャンプ場の設備は清潔で使いやすかったし、景色も最高です。暴走族は近寄るな。ウルサイから。
以上。

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コメント

初美さん
僕が幼い頃に父と行ったキャンプのことは今でも鮮明に覚えています。子供達にもそんなふうに記憶に残ったら嬉しいですね。

投稿: 牧田一平 | 2012年9月 2日 (日) 15時54分

ナツ見つかってよかったですね。
今度は、トイレのそばじゃないといいですね。
時間を忘れて、時計なしなんていいですね。
いいばっかりだ。
素敵な写真をありがとうございます。
いい思い出出来ましたね。

投稿: 初美 | 2012年8月30日 (木) 12時21分

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